第16回 定期総会

開催日 2024年7月7日(日)
会場 福岡市赤煉瓦文化館
福岡市中央区天神1丁目15−30

議事の概略

 山のトイレ・環境を考える福岡協議会の第16回定期総会が2024年7月7日(日)、福岡市中央区天神の福岡市赤煉瓦文化館でありました。総会出席者全員の賛成で承認された2024年度活動計画には、試験的に携帯トイレブースが設置された「扇山山小屋」(宮崎県椎葉村)の視察ハイキングを25年3月~4月に行うことが盛り込まれました。
 扇山山小屋は、九州脊梁山地の扇山(1662m)の山頂直下にあります。携帯トイレブースは、福岡県勤労者山岳連盟に加わる「山岳冒険チーム・星と焚(たき)火」の木下育美さんたちが24年3月に設置しました。また、大分県のくじゅう山域の自然環境保全に向けた取り組みとして、今年度も地元関係者を含めた情報交換会と久住分かれの携帯トイレブース清掃登山を12月に計画します。
このほか23年度の活動と会計、会計監査の報告、24年度の会計予算、役員の任期を従来の1年から2年とするなどの規則改正も承認されました。空席となっていた運営委員長に日本山岳会北九州支部の磯野文雄さんを選出しました。
 あいさつした山上司会長は「世の中の常識は変わってきている。山のトイレと環境の問題も現状を変えないといけない」と述べました。筑豊山の会の加藤博史会長は、英彦山(福岡県添田町、大分県中津市)と福智山(福岡県直方市、福智町、北九州市)にあるバイオトイレの状況を報告しました。

あいさつする山上会長 2024年度活動計画案などの議案を審議する参加者