山 域: くじゅう山
日 時: 2020年11月7日(土)
天 気: 雨 気温:16℃
参加者: 10名(男性10名)
11月7日(土)にくじゅう分かれに水を入れたペットボトルを運び、掃除をするという環境活動に参加してきました。
このイベントの主催は、大分県環境推進室で、その名も「山のトイレをキレイに使い隊」運動。
今年で4回目となるそうです。
牧ノ戸峠のトイレが改修され、久住分かれのトイレも避難小屋建て替えにより、携帯トイレブースが新規に設置されると言うことで、視察もかねて10名で参加しましたので、その様子をお伝えします。
◆前日の意見交換会で活動の大きな3本柱が揃う
視察の前日は、法華院山荘の同グループとなる、ホテル花山酔に宿泊し、オーナーである弘蔵氏と意見交換会を行いました。
お酒を交えて、ほんとうに活発な意見が交わされました。
その結果として……
① 携帯トイレの普及とリサイクルシステムの確立
② 携帯トイレを実際に体験してもらうイベントの企画
③ 使用後の携帯トイレを運ぶための容器の開発
という、大きな3本柱が決まり、大収穫となりました。
2020年度は、山のトイレ活動が大きく飛躍しそうな予感がしますね!
◆8:00 牧ノ戸峠登山口集合、お水を受け取る
あいにくの小雨の中、くじゅうでもポピュラーな登山口、牧ノ戸峠登山口に、大分県環境推進室のみなさんが、待ち構えています。
記念のドリンクと携帯トイレを頂きました。
携帯トイレについては別途レポートをしたいと思います。
我々は水の入ったペットボトルを受け取って、久住分かれを目指します。
◆いざ、久住分かれへ!!
当日の天候は小雨が降っているというより、雲の中を歩いているという感じでした。
いつもの牧ノ戸ルートからの登山ですので、それほど苦労もなく、一同ぐんぐんと登っていきます。
途中、災害の爪痕も見たりしながら、久住分かれへ進んでいきます。
◆久住分かれ到着!!!
久住分かれでは避難小屋の建て替えが行われいます。
当初は10月中に完成予定とのことでしたが、悪天候で完成が遅れているとのこと。
ヘリで運ばれた建材、発動機などが久住分かれに鎮座していました。
◆トイレ掃除はすでに終わっていました
我々がついたころには、すでに先発隊がトイレ掃除を終えていました。
キレイにされた久住分かれのトイレはいつもどおりに使用が可能となっていました。
持ち運んだ水は今後のためにデポジットしておきます。
感謝のバッヂをいただきましたが、お役に立てずに申し訳ないなぁと思ったところです。
◆避難小屋の視察、トイレブースが出来ています!
建築中の避難小屋を見せて頂きましたが、中はまるで食堂のような綺麗な内装となっています。
今までの避難小屋に比べて雲泥の差です。
ここが完成されれば、避難小屋としてはかなり便利になるでしょうね~。
ちなみに、旧避難小屋で使われていた基礎はスロープに再利用されるとのこと。
今までの歴史を感じて踏みしめることとなりそうですね。
◆立派な携帯トイレブースが出来ています!
携帯トイレブースも特別に見させてもらいました。
簡易的なモノを想像していましたが、普通の便所のような立派な建物です。
ただ、中はトイレ設備はなく、ここに携帯トイレを使用する便座等が配置されることとなりますね。
それでも、周りの目を気にせずにトイレが出来るというのは素晴らしいこと。
今後は普及活動に取り組んでいきたいと思います。
◆みんなで記念写真!!
避難小屋と携帯トイレブースまで記念撮影をパチリ。
大分県環境推進室の川島さん、村山さん、今回のイベントのお世話大変お疲れ様でした!!
◆今後につながるイベント参加でした
一昨年の高千穂峰のトイレ視察に続いてのトイレ視察となりましたが、
とても大きな収穫がありました。
実際に目で見て確かめ、そして、携帯トイレのことについて話し合うことがこんなにも大切であることを、本当に実感できるイベント参加&視察山行でした。